令和4年度 学校教育研究
研究主題「肢体不自由のある児童生徒が学びの成果を実感できる自立活動の指導」
―教員間で日々の実践を共有し、学び合える仕組みの構築を通してー
1.研究の目標
一人一人の教員が児童生徒の実態に応じた自立活動の指導目標・内容を設定するとともに、指導
力の向上を図ることで、肢体不自由のある児童生徒が学びの成果を実感できる自立活動の指導の充
実を図る。
2.研究内容
ア 自立活動の指導目標・内容を設定する手続きの研修
自立活動の実態把握と指導目標・内容設定の手続きについて説明を行い、自立活動の考え方を
共有した。
イ 小グループによる自立活動の指導目標・内容の検討
研修課が作成した自立活動の指導目標・内容を設定するための研修スライド及びワークシート
を基に、グループ内で課題関連図を用いながら対象児童生徒の「指導すべき課題」を整理し、指
導目標・内容を設定した。
ウ 「指導すべき課題」に基づいた授業づくり
〇 研究授業・研究協議会の実施
対象児童生徒の自立活動の学習指導案を作成し、学部ごとに研究授業及び研究協議会を実施
した。その際、教育センターの指導主事による指導・助言をいただき、学びを深めた。
〇 授業交流の実施
学部ごとの自立活動の指導の実情に応じて、学部を中心に授業交流を行った。また、各学部
で作成した授業交流動画を活用し、12月以降は学部を越えて授業交流(動画視聴)ができるよ
うにした。
3.今後の予定
指導目標・内容に基づいた自立活動の実践を積み重ね、指導力を高める。